まち家具@高見公園@南相馬 (その2)|トーチカ通信|桃李舎一級建築事務所|大阪の建築構造設計事務所

トーチカ通信

[ 2012.11.12 ]原発・福島・東北

まち家具@高見公園@南相馬 (その2)

南相馬市の高見公園に作る「まち家具」の製作が急ピッチで進んでいる。予定では、15日の夕方に、鉄骨の屋根の架構と組み立て家具などを2tトラックに積み込んで大阪を出発。 16日に現地で屋根の仕上げを施し、17日に鉄骨建て方、18日の完成を目指している。

16日に現地で細かい手仕事あるが、福島大学の学生さんに協力をお願いしている。

18日の日曜日は、子どもたちといっしょに、家具に絵を描くワークショップを行う。
たくさんで盛り上げたいので、遠いですが、みなさんどうぞご参加ください。

この週末の土曜日は、トーチカに夜の7時に集合して、屋根に貼る透明の遮熱フィルムと、間に挟む白いドットのパターンのフィルムを、小さな正方形にカットする手仕事をした。フィルムは、住友スリーエムの提供である。ほんとにありがたい。ドットのパターンは大、中、小と3パターン。ドットをずーっと見つめていると、200枚を超えたあたりで、眠気と疲れで、目がくらくらしてきた。草間弥生になった気分だ。

目標の数がそろったのは、深夜2時半。岡田さんは自転車で帰って行った。仕事をこなしながら、みんなよくがんばる。次の週末は南相馬の空に、どんな屋根が浮かび上るだろう。子どもたちはどんな顔をして見上げてくれるだろう。お天気に恵まれることを祈っている。