[ 2014.06.27 ]原発・福島・東北
Pharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)の「Happy」がラジオから流れてくると、ごきげんでHappyな気分に包まれる。歌詞が軽やかに心をノックして、頭の上の雨雲がふわっと消えていく感じ。この感覚は日本語の「しあわせ」ではなく、まさに英語の「Happy」だ。
ファレルの歌に合わせて、いろんな人たちが踊るミュージックビデオは世界中の人々がYouTubeで再生し、世界各国の都市バージョンのカバーが次々にUPされている。見だすと止らない。見知らぬ街角の、一瞬のダンスと笑顔が繋がって、なんだか胸がいっぱいになってくる。
先週末に行った福島で、友人が福島バージョンができたと教えてくれた。おなじみの黄色いタイトルバックに、「FUKUSHIMA」「is ALSO」「HAPPY」が浮かびあがる。あとは、福島の街角でごきげんに踊る人、人、人。今年6月2日に公開されて、あっと言う間に世界中で再生されている。製作したのは、ソーシャルメディア研究所の熊川仁美(くまかわひとみ)さん。2013年から出身地の福島市に拠点を移して、動画コンテンツの研究と実践に取り組んでいる。
今もマスクをして暮らしているようなネガティブな印象を、4分間の動画が軽やかに変えていく。友人は、福島の元気な様子を知ってもらえて、福島の人たちはとても喜んでるよと言っていた。ぜひ、クリックしてご覧ください。http://www.youtube.com/watch?v=B-pk8z8rX2U
私が見てきたたくさんのHappyは次回報告します。