[ 2014.01.03 ]トーチカのイベント
昨年の9月のある夜。友人の山中位行さんが仕事帰りに事務所にやって来た。みんな帰った後だったので、バーボンを飲みながら、25周年のパーティの話をしていた。「舞台で、なんかやって」「桃李舎の歌でも歌おか?」「そんなん作ってくれたら、社歌にするわ」「マジで?」「うん、マジで」という流れで、「桃李舎の桃李は中国の故事の・・」と、私が説明を始め、ぐだぐだと深夜3時まで話しこんだ。
翌日、歌詞が届いた。
歌詞を目で追いながら、いい!いい!と胸が踊った。桃李舎の理想がやさしい言葉で言い尽くされている。私たちは人々のために家を作る。そこには愛がなければ意味がない。多くの人が訪ねてくれる事務所にしたいと願っていた。ここで人と人が出会い、輪がひろがっていく。トーチカを作ったのは一人で始めるまちづくりだった。この通りに人々が集まり、楽しげに歌い、町が変わっていく。パーティは、にぎやかな歌や笑顔が通りに溢れて、道行く人が一緒に楽しんでもらえたらいいな・・。そのとおりの歌だった。そして、そのとおりのパーティになった。下の写真は末廣香織さんの撮影。