[ 2015.01.03 ]トーチカのイベント

写真展「paradox」の報告

キルギスのフェルト展の翌週の11月29日～12月1日は4人の写真展だった。田村ともひさ(Tam)・植村錬(renmaru)・中嶋菜緒(tsuamu)・山浦伊代(iyo yamaura)。共通点は、年齢が20代というだけで、仕事も出身もバラバラ。ひょんな縁でつながって、趣味の写真で何か一緒にやろうということになったらしい。

トーチカに集まる人の年齢層は比較的高めである。だから、この4日間はこれまでトーチカでは聞いたことのない声と音楽が溢れた。特に休日と夜はたくさんの人でいっぱいで、なんとも賑やかだった。ドアを開けるたびに光と笑い声が外にこぼれて、通りに楽しい雰囲気を醸し出してくれた。

いつもトーチカでイベントがあるときは、ちらしを近所の郵便受けに入れてまわる。ちらしにはちょっとしたメッセージを手書きでいれている。搬入当日までどんな内容の展示になるのかわからなかったので、案内のしようがなかったが「若い4人組の写真展です。お時間がありましたら覗きにいらしてください」と書くと、思いの外、たくさんの方が来て下さった。「町内に画廊ができたみたいで嬉しいです」と言って、差し入れも頂いた。

2012年にトーチカで「野菜の肖像」という写真展をされた原田修身さんも見に来て下さった。http://tochikaima.exblog.jp/16846328/プロのカメラマンの来場に「緊張する～」と言ってた彼らも楽しそうに話していた。原田さんは「来年もまたやろうかな・・」とつぶやかれた。「ぜひぜひ！」というと、別の友人も何かやりたくなって来たと言う。そう、このトーチカは本格的なギャラリーと違って敷居が低いというか、無い。皆さん、思い立ったときに大人の文化祭だと思って何でもやってください。

トーチカつながりで、もうお一人。2013年に写真とオブジェの展覧会「GLOBE Ⅳ catastrophe」 http://tochikaima.exblog.jp/17834959/をされた秋田の木村正樹さんから昨年の秋に展覧会の案内を頂いた。会場は秋田だったので行けなかったが、お元気で活動されていることをお伝えしたいので、もう終了しているけど載せておきます。

2015年もここでいろいろな出会いがあるだろう。気持ちよくドアを開けて迎えられるように、健康な心と身体を保たなくてはと思っている。