キルギスのクラフトの展示・販売会@トーチカ|トーチカ通信|桃李舎一級建築事務所

トーチカ通信

[ 2014.10.23 ]トーチカのイベント

キルギスのクラフトの展示・販売会@トーチカ

中央アジア・キルギス共和国から、クリスマスシーズンにぴったりの手作りの小物がトーチカにやってきます。主催するのは友人のグラフィックデザイナーの中谷さおりさん(白羊舎デザインスタジオ主宰)+トーチカ。今年3月に好評だったキルギス展の第2弾です。羊の国のクラフトの材料は、ほとんどがフェルトです。このちらしを見ているだけで暖かい気持ちになりませんか?皆さん、お誘いの上、ぜひいらしてください。

今回は、東北の被災地から、裂き織りのバックやポーチも並びます。先月、「東北の手仕事展」のきっかけを作られた、風の布パピヨンの斎藤さんの紹介で、中谷さんが東北のグループにこの企画の趣旨を話して、作品を送ってもらえることになりました。

「東北の手仕事展」は、以前にも紹介しましたが、被災地の仮設住宅や作業所で作られた手作りの小物を展示・販売するイベントです。毎年、関西の女性グループが持ちまわりで開催しているのですが、売れ残った小物を、前回のキルギス展の一角にコーナーを設けて販売しました。美しい手仕事とあわせて、東北の情況を紹介できて、とてもよかったと思いました。

中谷さんはJICAのシニアボランティアスタッフとして、キルギスに派遣され、現地のクラフト工房の女性たちに、パッケージデザインの指導をしていました。その工房の人たちが、東北の震災時に開いてくれたチャリティーのために作ったフェルトの壁掛けも展示いたします。それもぜひご覧になってください。

こうして、ゆっくりと人の輪が広がっていくのは、トーチカの主宰者としてはほんとうに嬉しいです。