[ 2017.07.27 ]構造デザイン
シンポジウムには20代から50代までの、常々気になっていた次の7人の方に出演をお願いした。所属する組織の大きさや経歴も様々で、地域も全国に広がっている。
田村恵子さん(金箱構造設計事務所/東京)
浅田正子さん(清水建設/九州なでしこ会会長)
武居由紀子さん(武設計/東京)
須賀順子さん(竹中工務店/大阪)
桑島由美子さん(桑島由美子建築設計事務所/大阪)
田村愛さん(TIS&パートナーズ/東京)
貴田祥子(桃李舎)
最初に一人5分のプレゼンのあと、私も混じって座談会というスタイルをとった。司会進行は京都工繊大の金尾伊織さんと北尾聡子さん。
プレゼンは、共通のテーマでパワーポイント3枚というルールで、1枚目は現在の仕事のスタイル(自己紹介的なもの)、2枚目は作品、3枚目は今かかえているテーマや近況(旅や趣味の写真など基本的に何でもOK)とした。
1部は1時間半なので、シンポジウムは1時間、私の記念講演はその後に30分とし、講演には3枚のパワーポイントのテーマを盛り込むことにした。
出演の依頼は私がメールや電話で行い、プレゼンのデータのやり取りは金尾さんと北尾さんにお任せした。このときのメールのやり取りが、すでにプレシンポジウムの様相を呈していたと思う。
構造設計者は実に真面目だと感心したのだが、それぞれの登壇者から、パワーポイントで何を話せばいいかという相談を受けた。相談のためのバックグラウンドの説明は率直で、それぞれに個性が現れた。元スタッフの桑島と貴田以外は、個人的に話したことがほとんどなかったので、このメールで「あーこういうことを考える人なんだ・・」という発見があり、こんな形で出会えたことを嬉しく思えた。それは金尾さんや北尾さんも同じだったらしい。
人選は直感だったが、私の目に間違いなかったと思えた。でも7人がどんな化学反応を起こすかというところが読めなかった