[ 2015.03.24 ]地下発電所
第35回集会室のご案内
日時 :2015年3月27日(金)18:30~
場所 :トーチカ
ドキュメンタリ映画上映 『モンサントの不自然なたべもの』
「遺伝子組み換え食品」によって世界の穀物市場を牛耳ろうともくろむ多国籍企業「モンサント」に切り込んだドキュメントです。モンサントはベトナム戦争で使われた枯葉剤を開発した会社です。アメリカに本社があり、世界46カ国に進出しているバイオ科学メーカーで、世界の遺伝子組み換え作物市場の90%のシェアを持つ、いわゆる多国籍企業です。
トウモロコシをはじめ小麦、大豆など主要穀物の種子を、自社開発の農薬「ラウンドアップ」にだけ耐性をもたせるように遺伝子を組み換え、ラウンドアップと一緒に一方的な再販制度の下で販売しています。「種」を支配することで、世界の食を支配するプロセスを監督は追います。
以前この集会で、アメリカの「軍産複合体」を描いたドキュメンタリ映画『誰も知らない基地のこと』を観ましたが、同じ構図が浮かび上がってきます。TPP、軍事産業、原発、基地などいろいろなことを考えさせられます。ご都合が合いましたらぜひお越しください。
参加費:1000円(資料代・お茶とおにぎり付き)
2次会参加費は500円(かんたんなおつまみ程度)。缶ビール200円は自己清算です。
参加ご希望の方は、下のコメント欄に書き込んで申し込んでください。
「モンサント―世界の農業を支配する遺伝子組み換え企業」
マリー=モニク・ロバン著 村澤真保呂・上尾真道訳/作品社/3,400円
監督の著書の日本語版が今年出版されました。2015年3月22日の日経新聞の書評欄で紹介されています。
映画については以前に紹介しました。
『モンサントの不自然たべもの』
http://tochikaima.exblog.jp/17099065/
『誰も知らない基地のこと』
http://tochikaima.exblog.jp/17326614/