敷地や環境条件から最適な構造計画を提案
西有田タウンセンター
行橋の住宅
クライアントの想いを深く理解した上で、敷地や環境条件を読み解き、その建築に最適な構造計画を提案します。通常はコンセプトワークの段階から設計に参加します。構造デザインの特徴は、柔軟な発想で空間を捉え、大胆に架構を構成することです。建物が備える安全性のレベルはクライアントとの会話で決定し、緻密な構造設計と現場監理によって必要な安全性を確保します。
斜面に浮かぶように見える建物は白い半透明の膜で覆った4つの鉄骨の階段室が支えています。
吹き抜けの周囲に浮かぶ薄いRCのスロープが外車の展示空間を演出します。
居間の上に浮かぶ大きなU字型のコンクリートの内部は居室ですが大きな梁の役割をしています。
大地震時に倒壊しない耐震改修で建物を再生
三木家住宅
かやの葺き替え
三木家住宅改修現場
桃李舎ではこれまで培ってきた耐震技術と現場の経験をもとに、数多くの建物を再生しています。歴史的価値の高い文化財建築の保存・復原、老朽化した戦前長屋の耐震改修、モダン建築のリノベーションなど様ざまなプロジェクトを手がけました。近年は文化財建築も保存から活用へと、使いながら残す方向へ舵が切られています。限界耐力計算を用いた耐震設計で大地震時に倒壊しない補強を目指し、古い建造物に宿る地域固有の歴史や文化を次世代に繋ぎます。
築150年の土蔵を耐震改修して美術館に。元の土壁や小屋組を補修して最大限生かしています。
限界耐力計算で伝統構法の粘り強い特性を生かした耐震補強を施し、元の意匠を残しています。
地下は煉瓦造、地上木造2階建ての大正モダンの長屋を耐震補強してレストランとカフェに再生しています。