[ 2012.01.14 ]トーチカのイベント
NPO法人サウンドウッズが主催する「木材コーディネータ養成講座」の座学講座が午後に開催された。http://school.soundwoods.net/forestlounge/
木材コーディネータとは簡単に言えば森と消費者を繋ぐ人のことをいう。新しい木材の流通システム作りが主たる仕事である。木の家を建てたい人のために、良質な木の調達を支援する場合も、山元には健全な森作りを営むことができる利益を還元できるような適正な価格交渉を行う。山主の林業経営の支援では、森を調査して評価し、いかに木の価値を高めて消費者に届けるかを提案する。まだ木材コーディネータという職能は確立されていない。サウンドウッズの能口秀一さんがその草分けだ。人材育成の必要を感じ、安田哲也さんと講座を企画した。講座は丹波の森でフィールドワークが6日間、座学講座が6日間で、座学の会場にトーチカを提供している。受講生は15人。森林組合、行政、工務店、設計事務所、製材所、工務店と所属は様々だ。せっかくの機会なので私も受講生で勉強している。